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2006年11月27日 (月)

決戦!関ヶ原 (一) ~ 家康 VS 三成 ~

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君はアレか、司馬遼太郎か?

基本的に歴史好きですが、個人的には戦国時代が好きですね~。
その中でも、関ヶ原の合戦の頃が一番興味があります。
時代の流れが早すぎて、人の心も定まらず、忠義と実利の狭間で
揺れ動く人間模様。

というわけで、これから三回は関ヶ原の合戦について、つらつらと
書かせていただきたく存じます。

最初に断っておきますが、あくまで私の印象であり、史実に忠実な
内容かどうかは保証しませんので、悪しからず!


第一回目は、家康 VS 三成!


学校のクラスで思い出すと、こんな二人いたよな~。

クラスの中心人物で、いつもグループの中心にいるタイプ。
明るくて優しいので、女性からのウケもいい。
一方で、グループ以外にも愛想は良いけど、意見が食い違ったり、
気に入らないことがあったりすると、仲間外れにしてしまうような
冷たい一面も持っている。

もう一人は、理屈は合ってるのに、表現方法が下手で誤解されて
しまうタイプ。
『 先生、佐藤君が学校に持ってきてはいけないものを持ってきて
います! 』 とクラスメイトの前で言っちゃうものだから、全然悪気は
なく正義感で言っているのに、敬遠されてしまう。

性格で言うと、家康は明るく振舞っていても実は根に持つタイプで、
三成は几帳面で融通が利かないタイプ。
普通にいても、この二人はウマが合わなさそうだよな~。

家康は、実は三成を成敗できる機会があった。
にもかかわらず放免、逃がしてしまったのである。
その心は………。

大義名分である。
普通に成敗したのでは、敵対勢力を勢いづかせてしまう。
先に三成を始めとする敵対勢力に手を上げさせて、やむなく成敗
したという形を取れば、民衆もある程度の理解を示してくれ、しかも
敵対勢力を徹底的に叩き潰せる。
そうすれば秀吉亡き後、自分に逆らうものは、もういない。
少なくとも、家康はそのぐらいのストーリーを想定していたと思う。

三成にも、大義名分はあった。
ただし、豊臣家の為を想い、ご正道を貫くあまり、敵を作りすぎた。
しかもそれにさえ気付かず、進言してくれるものに対しても、自分は
何も悪いことをやっていないのにどうしてこちらが頭を下げなければ
いけないのか、という態度で接してしまうため、人が離れていく。

そして、関ヶ原の合戦である。
数で勝った戦力、そして相手を囲い込む布陣。
三成率いる西軍に、負ける要素はなかった。
ただ、豊臣家への忠義を貫くという、同じ志を持ったものだけでは
なかった。

やはり戦国時代、生き残るかどうかの瀬戸際で勝てる方に与する
ことは必要悪であり、いくら義がそこにあっても、死んでしまったら
元も子もないのである。

家康は、そこを見抜いていた。
まずは三成を快く思っていない武将達との結束を固いものにする。
そして策を練り、手を回し、豊臣方の武将を味方に付けていった。
それはなんと、西軍として参陣した武将にもである。

老獪な前田利家がもし存命だったなら、こうはならなかっただろう。
三成は豊臣家を守りたいという一心で、その気持ちは豊臣恩顧の
武将も同じだから、きっと大勢味方してくれると信じていたと思う。

しかし、武将達は義よりも実を選んだ。
お家の生き残りを賭けて、三成より家康を選んだのである。
敗戦の中で三成はなぜ負けてしまったのか茫然自失だったろう。

かくして関ヶ原の合戦後、二百六十余年続く徳川幕府が開かれ、
三成は奸臣として長くその名を汚されることとなる。

徳川幕府成立後、実は豊臣恩顧の大名はほどんど消えてしまう。
豊臣家を滅ぼしたように無理難題を押し付けたり、お家の不祥事を
大きく取り上げて改易や領地没収、お家取り潰しを実行している。

その徳川幕府が二百六十余年の後、毛利や島津といった西軍の
大名に滅ぼされてしまうのは、歴史の皮肉なのかもしれない。

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コメント

難しい事書いてるな~
哲楽さんって意外に戦国時代に興味あったんですな~
自分は日本史勉強したけど今はあまり覚えてないですよ。
自分も天下取ってみたいものだ!

あえてこの時間に書き込みしたが入るかな?

投稿: オクトパス | 2006年11月29日 (水) 00時13分

オクトパスさん、こんばんは。

見た目はややこしいことを書いているように
感じるのかもしれないですけど、実は二人の
男の人間模様を書いているつもりなんですよ!

ラク~に読んで見てくださいね!

投稿: 哲楽 | 2006年11月29日 (水) 23時30分

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